リユを抱くのは、カラダの欲求よりも、もっと不確かなものを求める感情の方が強くて、


時々、壊してしまいたい位、激しくなる。


深く奪う唇に、


絡み合うカラダが卑猥な音を立てて、全てを奪う。


疲れ果てたように眠るその横顔に、



俺はキツく抱き締めて、


いつも自分の感情の重さに吐き気がして笑える。