それから愛生に手を引かれ階段をおりる。 一階ではお母さんが家事をしていた。 愛生に手を引かれている私を見て、凄く驚いていた様子だった。 「ちょっと、すみれ借ります」 愛生が私のお母さんにそう言った。 お母さんは笑顔で頷く。 それを見届けて、私達は家を出た。