健斗くんが機嫌良くて、皆で出掛けて、帰りに自分自体は車に乗らずに、車のドアを開け、閉めた。心の中で、ママ、美紗乗ってないよ。確認して、気づいてって期待をしていた。
でも、車は走り去った。
簡単に期待は裏切られた。
もう、美紗は必要ないんだっておもった。