生きてきた道

そこから、パパは変わり始めた。
美紗にご飯をくれなくなったり、学校も行かしてくれなくなった。お前にも罪があるからって言って。
数ヵ月後、久しぶりに学校に行き、今までの事を全て、親友に話した。そしたら、
『うちが美紗のいえに泊まるわ。さすがに、人の前では暴力振るわんと思うし、さすがに、ご飯だって親が作ると思う。しばらく泊まる。美紗のこと助ける』その言葉は、今でも頭に残ってる。
美紗はその時、助けてくれるのは親友しかいないなって思った。なにがあってもそばにいてくれるから。