好きでした。


とうとう、昇降口に着いた。

下駄箱に寄りかかってる後ろ姿。

諒先輩。

そんな諒先輩の周りだけがキラキラしてるみたいで。

少し、見とれた。

私は上靴をはいて、話しかける。

「諒先輩。」

諒先輩は私に気がつくと、無言で手紙を差し出した。

私からあげるとは言ってても、くれるなんて知らなかった。

私も慌てて手紙を取りだし諒先輩に渡した。

諒先輩の顔は、照れてた。

私の好きな、諒先輩の顔。