なんだかドキドキしてる。


二週間いやもう三週間近くになる。



卓斗の顔が見たかった。



会いたかった。



会って抱き締めてほしい。


私が好きなのは卓斗だから。



卓斗も同じだよね。



信じていいよね。



私に会えなくて卓斗もさびしかったよね。



秀輝がここだよ。と教えてくれた。



『もしかして卓斗がいないと困るから、


暫く待っているよ。』



でもそんなの秀輝に悪い。


「私なら大丈夫だよ。」



『いいから行って来なさい。待つのは僕の自由だから。』



ありがとう秀輝。



秀輝に聞いた五階の303号室に向かった。