綾女さんの視線が怖い。



彼女はこのまま引き下がらない気がする。



絶対何かが起きる?



嫌、綾女さんが行動を起こすと言った方が確かかも知れない。



その時卓斗は?



私は卓斗を信じられるのだろうか?



「私綾女さんが怖い。」



『大丈夫だよ。綾女にはよく話しておくから。



夢花考えて過ぎ。



俺は綾女の事妹みたいにしか思えない。』



卓斗がいくらそう思っても彼女は違う。



彼女はどんな事しても私から卓斗を奪うつもり。



見れば分かる。



彼女の目がそれを物語っている。