「さてと、じゃあこんなのさっさと終わらせちゃおうか青」
「そうだね。早く、芹那ちゃんを保健室連れていきたいし」
……あっ、まだ問題があったんだ……これ。
私が、青の言葉に頬を赤らめないと終わらない……。
「……大丈夫、無意識に赤らめてあげるから安心していいよ芹那ちゃんは」
そう自信満々に言う青。
それは、それは楽しみだね。
まず、最初に憂と佐藤くんが受けに行った。
憂を片手で抱き上げて、片手で目の前に散らばってる紙を拾い上げてそれを見る。
「……ももちゃん……?」
「……憂、誰よりも君を愛してるよ」
そう言って憂にだけ向ける甘い笑みを浮かべて憂の赤くなった頬にキスをして更に憂を真っ赤にさせる。
周りにいた女子も黄色い悲鳴を上げて顔を真っ赤にしていた。
えっ、あんなクサイセリフが書いてあるわけ!?
「よし、佐藤と葉山ペア合格!」
何故か頬を赤らめた先生はそう告げて次を呼ぶ。
「よし、次は俺やな!」
紙を拾うと開いて見る豹。
「……早くして」
それを急かす柊花。
「……おし、柊花!俺には、お前以外の女は目に入らん!俺はお前だけを愛してるんや!」
なんか、言ってる豹が赤いけど大丈夫かな?
でも、そんな豹も女子に人気らしく黄色い悲鳴がやっぱり聞こえてくる。
「……ん、知ってる」
そう言って軽く微笑む柊花は、豹の腕を引っ張って前かがみになった豹の頬にキスをする。
え、待って……柊花のがイケメンなんだけど……。
豹の赤い頬は更に赤くなっていた。
「よし、原田がイケメンだから合格!」
ですよね。
「次、俺たちだね芹那ちゃん」
何が楽しいのかはわからないけどすごく楽しそうな青。
絶対、頬を赤らめない自信が何故かあった。

