「うるさいのいるけどほっとこうか。階段とエレベーターどっちがいい?俺は、階段がいいな」



「……ねぇ、豹来るよ?」



青の言葉を聞いてから泣きそうな顔で私と青の方に向かってくる豹。



「お前、それでも親友かいな!?」



「芹那ちゃんどっちがいい?」



「無視すんなやああああああああ!!」



柊花のとこ行ってよう……。
青と豹をその場に残して柊花のとこに行くと後ろで豹が青に泣きついていた。
青……頑張れ。




「柊花!おはよ?」



「……おはよ」




なんだろ、いつもよりなんか元気ない気がするかも。
豹がうるさくて疲れたとか??




「柊花、朝から人来たから疲れた?そういえば青にも来てたな~なんだったんだろ?」



「……え……」




「柊花?」



”青も”と言った瞬間柊花がいきなり顔をあげた。
今にも泣きそうな顔をして。




「……な、なんでもない」



「柊花、ほんとになんかあったんじゃ……」




柊花の手を掴んで顔を背けた柊花の顔を見ようとしたら―――。




「青と豹は朝から仲がいいな」
「芹那ちゃんと柊花ちゃんおは――――」




――バシッ!!




「……え?」




憂の声が聞こえたと同時に響いた乾いた音。
柊花が私の手を叩いた音。




「お願い……私に優しくしないで……構わないで」