おー!いい席じゃん。これはお昼寝に最適だね!
なんて明らかに授業中に寝ることを考えながらあたしは自分の席に座った。
すると前の席の人が振り返ってきて、
「蘭花ちゃん同じクラスだったんだね~。クラスでも一緒に居られるなんて俺嬉しいな~。これからが楽しみ!」
……。
あたしは今凄くこれからが心配になってきた。
絶対に毎日が苦痛になる。琉斗が話しかけて来てから今確実にそう思った。
コイツと同じクラスだと元気でいられる自信がない。
だからあたしは、
「ねぇ、このクラスには琉斗以外の4人はいないの?」
だってもしも琉斗とだけ同じクラスだったら疲労死してしまうかもしれない。
エロトーク連発されるかもしれない。
そんなのはごめんだ。
それに、男嫌いなあたしは普通に話せるのはあの5人だけだから人数は多い方が心強い。
そんなことを考えてると琉斗が、

