なんと、眠い、寝たい、疲れたを連発していたであろう男がボーってしたまま、そのまま大きな木に顔面から激突してった。
少し、肩が当たるぐらいならあたしにも分かる。
でも、いくら眠いからといっても普通顔面からぶつかるか?
当の本人は「いったいなー誰だよこんなところに、巨大な木を植えたのは。元の場所に戻してこい。」
っと叫んでいる。
……アイツは天然なのか?それともただのバカなのか?
きっとどちらもなんだろうな。
こんな感じであたしと琉生君の目の前を歩いている個性的な皆さんがこれまた個性的な言動をしております。
しかも、朝から。
本当にこの人達があたしの心強い助っ人なのだろうか?今頃不安になってきたよ…。

