「あー、蘭ちゃん今笑ったぁー!やったね♪」
ほんとだ、あたし今笑えた。変われてるんだ。
この調子で頑張りたいな♪
「あのさ蘭花?ちょっといいか?」
いきなり来季が話しかけてきた。
ビックリした。
「ん?何?」
「あのさ、何で蘭花は俺らの目を見て話してくれないんだ?いや、合わせてるつもりなんだろ?」
えっ?どういうこと?合ってなかったの?
じゃあ理由はこれかな?
「マジであってなかった?なら、多分このカラコンのせいかもね。」
そう、あたしは小さいときからカラコンを着けていた。
「えっ?蘭ちゃんカラコン着けてるの?何で?」

