でも、今までの親友との楽しかった時間が本当に偽りなのかが気になって、聞いてみた。
「じゃあ、今までの楽しかった思い出は全部嘘だったの?」
「ハッ?当たり前じゃん。私は、あんたといて楽しかったことなんて、一度もないから。」
その言葉を聞いた途端に、いきなり学校というものが、友達が信じられなくなって、その日を境にあたしは学校に行かなくなった。
それからは、ずっと家にいるようになって、離婚してお母さんしか居なかったあたしは、お母さん以外、信じれなくなっていた。
そんな時に、お母さんがいきなり再婚相手だという男を連れてきた。
そして、部屋までつれてくると、買い物に行ってくると言って、そのまま出掛けてしまった。

