木登り……したことないけど…… 煌くんが登っていた通りに、登った。 意外と簡単に登れて……それに…気持ちい…… 風が吹くと葉っぱと一緒に揺れてる気分になれる。 葉っぱと葉っぱがぶつかり合う音も、心地いい。 「早く来いよ」 いつの間にか煌くんは二階の部屋に入っていて、そこから僕に声をかけた。 僕は急いで登り、太い枝を使って部屋へ入った。 「あっしまった!靴……」 と、足元を見ると、煌くんも靴のまま。 「土足でいいよ」 と、まさかの返事が返ってきた。 土足でいいんだ……