♪♪~
約束の時間ちょうどに携帯で連絡した。
「はい。もしもし・・・」
「はじめまして。夜分遅くに失礼します。森本晃といいます。剣道部の・・・」
「あ~、君が森本君。今晩は。」
小川さんという剣道部のOBの方は、とても気さくな人柄でやさしかった。
しばらく母校である朱高校の話題で盛り上がっていたのだが、小川さんから用件を聞いてきた。
「どうして、時間外の展示会場に入りたいの?通常は禁止されているんだけどね。」
「それが・・・兼ねてからエジプトの姿鏡の大ファンでして一度でいいからじっくり見てみたいなと思いまして。」
「う~ん、じっくりね~。」
小川さんは悩んでいるような渋い声を出した。
約束の時間ちょうどに携帯で連絡した。
「はい。もしもし・・・」
「はじめまして。夜分遅くに失礼します。森本晃といいます。剣道部の・・・」
「あ~、君が森本君。今晩は。」
小川さんという剣道部のOBの方は、とても気さくな人柄でやさしかった。
しばらく母校である朱高校の話題で盛り上がっていたのだが、小川さんから用件を聞いてきた。
「どうして、時間外の展示会場に入りたいの?通常は禁止されているんだけどね。」
「それが・・・兼ねてからエジプトの姿鏡の大ファンでして一度でいいからじっくり見てみたいなと思いまして。」
「う~ん、じっくりね~。」
小川さんは悩んでいるような渋い声を出した。

