「そろそろ、かな」

「あぁ、もう、いつ来てもおかしくない」



生徒たちも目を覚まし、絶望への覚悟を決めた表情になっている。



今日で終わりなのだ。

生きねば。




敵が来ようと。

救いが来るまでは。




・・・本当の救いなのかは誰にも分からないが。