君の生きた証~love in war~

「あ・・・れん・・っ」



涙目で俺の名を呼ぶナタリーがいた。

目元に深いしわを刻んだロルフも、こちらに視線を向ける。




「ぁ・・・」



ナタリーが、ふいに力が抜けたように、その場に倒れ込んだ。