「ともかく・・・」



生徒たちと共に前線で戦って負傷したヘンリー先生がつぶやいた。



「援軍が来れば、それでお前らは助かるんだ・・・」



ヘンリー先生は、安堵したような嘆いているような複雑な表情を浮かべた。




「もう誰も死ななくていいなら・・・それが最善だ」