君の生きた証~love in war~

「お前ら、銃は使えるか?」

「狩りは得意だった」


エミールが目を伏せたまま答える。


「俺もだ」

「あぁ、故郷では狩猟が盛んだったし・・・」



銃の扱いくらいは、教養のようなものだ。

男子生徒なら、誰でも心得ているだろう。