「壁の向こうじゃ、もう大砲が備えられつつある・・・本当に死ぬことになるぞ、俺たち」 エミールが吐き捨てる。 「それでも・・・」 エミールの気持ちが分かっていてなお、反論を重ねたくなるのは、・・・俺があの国の人間だからか?