意味わかんないのは、咲久もそうだけど、一番は私。 すぐに返事ができないなんて。 こんなふうにうじうじ考えちゃうなんて。 ――――ホント馬鹿らしくて、意味わかんない。 咲久とは今までみたいに仲良くやっていきたい。でも、それは本当に実現可能…? ごめん。――そう言えば、今までみたいな関係に戻れるの?逆に崩れちゃわない? 「あぁー、もうっ! バカ、バカ、バカぁー!!」 枕を抱きしめ、私は叫ぶ。誰に言ってんだろう。私?それとも、咲久?