歌姫桜華






「もうすぐ夕飯できるからね」



「はぁい」







 お母さんの言葉を軽く流し、私は階段を上り自分の部屋に行く。




 部屋にあるフカフカのベットに私はダイブし、ゴロン、と横向きになる。







「どうして咲久……あんなことを――――――」







 どうして今日?


 どうして私?






 ハテナばかりが浮かぶ能に、私はこんがらがっていた。




「意味わかんない…」