「おーい!! 今から、パーティーしようぜ!!パーティー!!」 倉庫の入口から、私たちに叫ぶ奏多の声が聞こえた。 「姉ちゃん、和也!早く、早く!!」 美橙が奏多の隣から、おいでおいでと手で表す。 「行くか。美藍」 「うんっ!」 大好き。みんな、大好き。