「じゃあじゃあ、男装のときは…ウェディングスーツで!!!」 昂がキラキラと輝かしい瞳で言った。 ……な、なんかさ…盛り上がっちゃってるけど… うん。私の意見をまず聞こうか。 あんたらには、耳というものがついてるはずでしょ? それに、能っていうものもあるはず。 ……だったら、少しは私に「どうですか?」って聞けや!!コラ!!! ニコニコニコ……と黒い笑顔をしながら、 黒いオーラ(殺気含む)に包まれた私を見ると、 …いや、見なくても気配で、 うわ…怒ってる! って一発でわかる。