「……美藍とぶつかった男…、あいつ、甲羅のやつだよな?」 銀が拓真に聞く。 「あぁ。そうだが」 「調べてくんねーか?」 「わかった。倉庫に戻ったら、すぐ調べる」 「頼むわ」 2人の話の内容なんて、 学校へと歩いてた私と和也に聞こえるはずがない。