やっといなくなった… けど、二人きりなわけで… 何話したらいいか分からず黙っていると、 「杏子、大好き」 いきなり愛の告白!? え!? 「いきなり、どうしたの?」 あたしがそう聞くと、慎は振り返ってあたしたちは向き合う形になった。 「俺はずっと杏子だけだから、ブスじゃない、可愛いよ、世界一」 慎はフワッと笑って触れるだけのキスをした。 うわ、あたし今やばいくらいに真っ赤だと思う…