タツノの話に、従順な様子で聞き入っていたチキュは、満足気に顔を上げた。
「………なるほどなぁ。
なんとなく、わかったよ。
とりあえず、毎月血が出てるうちは、子どもが産めるんだな。
なるほどなぁ、早く出てこないかなぁ」
うきうきとした表情のチキュを、タツノは呆れ顔で見返す。
(………なんだかなぁ。
まだまだガキ、って感じだなぁ。
先は長そうだ………)
タツノが項垂れていると、チキュが突然「あっ、そういえばっ!!」と声を上げた。
「な、なんだ?」
「ちょっと確認しときてーんだけどっ!!」
「何をだよ」
「あんたさっき、また『婚約者』だとかほざいてたよなっ!?」
チキュは凛々しい眉を思い切り吊り上げながら、タツノに迫った。
「………なるほどなぁ。
なんとなく、わかったよ。
とりあえず、毎月血が出てるうちは、子どもが産めるんだな。
なるほどなぁ、早く出てこないかなぁ」
うきうきとした表情のチキュを、タツノは呆れ顔で見返す。
(………なんだかなぁ。
まだまだガキ、って感じだなぁ。
先は長そうだ………)
タツノが項垂れていると、チキュが突然「あっ、そういえばっ!!」と声を上げた。
「な、なんだ?」
「ちょっと確認しときてーんだけどっ!!」
「何をだよ」
「あんたさっき、また『婚約者』だとかほざいてたよなっ!?」
チキュは凛々しい眉を思い切り吊り上げながら、タツノに迫った。



