いじめ。そして、親友。

何週間かたった。

学校に久しぶりに行ってみた。

早めに学校に着いた。

教室には誰もいなかった。

何分かたって、みんなが来た。

友達は私の事を歓迎してくれた。

あの5人以外。

栞はショートカットになってて、やせ細っていた。

顔も傷があったし、手首にも傷があった。
それでも一生懸命作り笑いをしていた。

久しぶりに声をかけてみた。

『栞〜!お久しぶり』
栞がこっちを見た、

『…嘘つき。』
え?一瞬。なんて言ったか分からなかった。

嘘つき…?やっと意味が分かった。

そうだよね。私、裏切ったもんね。

人として最低だよね?

ごめんね。

いつの間にか、私はその場で崩れ泣いていた。

保健室まで運んでもらった。

その日は早引きした。