いじめ。そして、親友。

黒板に落書き。栞へのイジメ。

私のイジメの内容とあまり変わらなかった。

黒板の落書きは4人。でなんとかなったし。

トイレも男子2人を外で待たせて、
中で栞と2人で入れば大丈夫だったし、
靴は私の予備の靴でなんとか、なった。


ある日、愛美に呼び出された。

『何?』
『なんで!?なんでいっつもあんた達が邪魔するのよ!?迷惑!』
『助けるって約束したから。』
『今度、助けたりしたらこの写真ばらまくから。』
それは私が着替えている時の写真だった。
『なんでそんな写真!』

『あらあら、気付いてなかったの?』
『とにかく。こーゆうことだから。』

私はもう何もできない。

そう思った。