フラれ女と男子高校生



傷ついたような、捨てられた子犬のような表情を浮かべる拓に、胸がきゅんっと鳴った。


どうしよう…拓が、愛しい……


「…ごめんね、拓。」


今度は私から、拓の背中にぎゅっと腕を回した。

そして、背中をぽんぽんっと叩く。


「……子ども扱い。」

「だって……」

「年上だったら年上らしく慰めてよ。」


年上らしくって……?


「…例えば?」

「んー…キスとか。」

「っ!!!」