「…きっと、愛奈は大人になることを急ぎすぎてるんだよ」
「急ぎすぎてる?」
「ん。愛奈は愛奈のままでいいの。
無理に大人っぽく見せようとしないで、
思ったままのこと思ったままに言えばいいし、
アイスティーだって、甘いのがいいなら、シロップ入れて飲めばいい。」
…私がかっこつけて無糖でアイスティー飲んでたのバレてる。
「背伸びすんな。てか、背伸びしないで。
愛奈は俺のほうが大人っぽいって思ってるかもしれないけど、
俺、中身めっちゃ子供だから。
…愛奈に会いたくて、返さなくていいって言ったハンカチを催促するくらい。
駆け引きだってできなくて、結局、こうしてありきたりの告白しかできないし…」

