これにはやはり食いかかってくるかと思ったけれど… 「…そっか」 意外にも諦めたような返事をいち早くくれたのは、¨あの子¨だった。 「まー確かに、私らじゃたっくんの好みとは検討違いだもんね」 「検討違いにもほどがあるって」 「たっくんが年上が好きって噂、本当だったんだね」 「それに、¨カノジョ¨みたいなかわいさ、うちらにはないって(笑)」 「うちらどっちかっていうと綺麗系じゃん?(笑)」 「ほんと無理だわ。年上で、でも年下系っていうね(笑)」 「むりむりむりむり(笑)」