ごめんな、百合 僕は、すべてを知ってしまった。できることならそばにいてやりたい。 だけど、君と僕が双子であり、僕の父が君の母さんを殺して しまった以上、 このまま君といたら君を傷つけてしまうだろう。 じつは、もともと父さんの知り合いが僕を認めてくれてて、アメリカに来ないかって 言われてたんだ。 けど、君と離れたくなくて、行かなかったんだ。 けど、いまとなってははやくいってればよかったんだ。