会ってから間もない。 それなのに、僕は君に恋をしてしまった。 告白してから、君は笑顔で「はい」と言った。 初めて会った時から、君をなんとなく、守ってあげたいと思っていた。 君は、孤独じゃないんだよ。 だけど僕は君に秘密がある。実は僕は、殺人者の息子なんだ。 大切な君に、隠し事なんてしたくない。 けど、怖いんだ。 そんなこと言ったら、きっと君は僕を嫌ってしまうだろう。