ダブル・ブレイカーズ01


ということで。

「天気いいなぁー!やっぱり」

彼方とさくらは外に出ていた。


天気が晴れである。

風が舞い、心地よい。

「彼方くんは元気よねー」

さくらは彼方に言った。

闇夜のような黒髪が風に揺れる。

「さくら?」

彼方はさくらを見た。

「何?」

「今、オレを見た?」

「彼方くんは何で死神なんだろう?」

「どうしてそう思うわけ?」

「彼方くん―――――――――」

「大丈夫!」

「え?」

「オレは気にいってるよ?」

「彼方くん―――――――――」

さくらは呟いた。

すると、

「リア充、リア充しやがれー♪」

無邪気な声が響いた。

「なぁー!」


さくらは思わず悲鳴を出す。

そこには、

一人の女の子がいた。

金髪をツインテールに束ね、白衣をまとう小柄な少女。