ダブル・ブレイカーズ01

「多くの宝石が盗まれたんだよな、確か」

さくらのことを伏せて、彼方は答える。

「そうです。エナジーの犯罪でした」

「へぇ?」

彼方はアスタリスクを見た。

アスタリスクにアイコンタクトを取る。

(余計なことを言うなよ)

(僕を誰だと思ってるのかい)

「どうしたんです?」

「別に、で?」

「僕らが犯人を見つけた時、すでに犯人は気を失っていました」

「へぇ――――――」

「エナジーも破壊されてました」

「よかったじゃん?事件が終わって?」

「誰が犯人を倒したんでしょう?」

「誰だろうなぁ?オレも知らなーい」

彼方はアスタリスクとコンタクトを取る。

(シラを切るぞ)

(わかった)

だが、

「あたし、知ってるわよ!」

さくらはが余計なことを言い出した!