彼方はさくらを見た。
さくらは箱を上に持っていた。
「――――――――――――」
彼方はさくらを見て、
「えっ?発狂してる?」
と真顔で呟いた。
「違うよ!」
さくらは否定する。
「箱の中身、チェリーブロッサム?」
「みたいだね。爆弾が仕掛けられているんだろう?」
「何で上に持ってんの?」
「テレビで見たの。爆弾は上に――――――」
「それはフィクション。つか、いつの時代のコメディドラマだよ。だいぶ古い」
「――――――――――――」
「爆弾が仕掛けられているんだから、下手に触れんなよ。いきなり、爆発したらどうする?」
「―――――――――」
「さくら?」
「見なかったことにして!」
「無理。面白かったもん」
さくらは箱を上に持っていた。
「――――――――――――」
彼方はさくらを見て、
「えっ?発狂してる?」
と真顔で呟いた。
「違うよ!」
さくらは否定する。
「箱の中身、チェリーブロッサム?」
「みたいだね。爆弾が仕掛けられているんだろう?」
「何で上に持ってんの?」
「テレビで見たの。爆弾は上に――――――」
「それはフィクション。つか、いつの時代のコメディドラマだよ。だいぶ古い」
「――――――――――――」
「爆弾が仕掛けられているんだから、下手に触れんなよ。いきなり、爆発したらどうする?」
「―――――――――」
「さくら?」
「見なかったことにして!」
「無理。面白かったもん」


