「さくらちゃん」
アスタリスクはさくらに言った。
「僕らに聞きたいことは?」
「昨日の男の子!」
「――――――――――――」
隣で彼方が妙な表情を見せたが、気にしない。
「見た目は覚えてる?」
「黒髪に色白で、白い服の男の子。天使みたいだった」
「僕とカナだよ」
「?」
「その男の子、僕とカナだよ?」
「え?彼方くん?」
さくらは彼方を見た。
彼方は、
「イエス」
と答えた。
「二人?何で!」
「見せてあげるよ。カナ」
「りょーかい」
彼方とアスタリスクはそれを握った。
彼方は、漆黒のカード、
アスタリスクは白いカード、
対照的な、二つの色である。
アスタリスクはさくらに言った。
「僕らに聞きたいことは?」
「昨日の男の子!」
「――――――――――――」
隣で彼方が妙な表情を見せたが、気にしない。
「見た目は覚えてる?」
「黒髪に色白で、白い服の男の子。天使みたいだった」
「僕とカナだよ」
「?」
「その男の子、僕とカナだよ?」
「え?彼方くん?」
さくらは彼方を見た。
彼方は、
「イエス」
と答えた。
「二人?何で!」
「見せてあげるよ。カナ」
「りょーかい」
彼方とアスタリスクはそれを握った。
彼方は、漆黒のカード、
アスタリスクは白いカード、
対照的な、二つの色である。


