「あ、送ってくれてありがと!」 「ん、じゃまたな」 そう言って私の頭を撫でながら微笑む雅人。 「うん、また明日!おやすみ」 「おう。じゃあな」 そう言うと私に背を向けて歩き始めた雅人。 私はその後ろ姿をぼんやりと見つめる。