カァァァ… 自分の顔が赤くなっていくのがわかった。 「ちょ、ちょっと!変な冗談やめて」 「俺、本気」 「や、やめてよ!」 あたしと琉樹の言い合いは数分続き、それを見ていた生徒たちは呆れて自分たちの話題に戻った。 「もう〜、すごく恥かいた…」 最悪… 香織から励ましの言葉がくると思ってたあたし。 「あははっドンマイ」 と言われただけだった。