「羽奈は、俺が嫌い? 俺は、羽奈が好きだ」



「嫌いじゃ…ない」



くるっと琉樹とは反対の方を向き、唇を噛み締めた。



「じゃあ、キスくらいできるよな?」



琉樹はあたしに近づき、あたしの肩に手を置いた。



そして、あたしを180°体を回転させ、キスをしてきた。



そのキスは、だんだん深くなっていき

琉樹はあたしの口の中に舌を入れてきた。



「あ……んっ」