浮気性彼氏がにゃん甘彼氏に！？

へへんと笑ってみせた。



そしたら、琉樹もつられて笑った。



「やっと、笑った」



思わず呟くと、琉樹は「え？」と語りかけてきた。



「え、いや、朝…あたしの言葉で機嫌悪くしたんじゃないかって…」



下を向いて話すと、琉樹は笑顔で

「羽奈のせいじゃねぇーよ」



そういって飛びついてきた。



よかった。怒ってないみたい。



「もう、放課後だよ？帰らないの？」