「ふぅ〜、終わった。じゃあママ、パパを起こしてくるね。純麗は椅子に座って待ってて」 あたしがそう言うと、「はぁい!」と可愛い声で純麗は返事をした。 あたしは廊下を走り、寝ている琉樹のそばへ寄った。 相変わらず、可愛い顔をして寝てるんだよね…。 そんな顔に見とれてたら、パチっと琉樹の目が開いた。 「あっ…その…ご飯できたよ!」