「んっ…あれ、朝?」 時間を見ると、7時になるところだった。 やばい。 起きて琉樹にご飯作らなきゃ。 「ママぁ」 「純麗(すみれ)、もう起きてたの?」 「うんっ! パパのご飯一緒に作るんだもんっ」 この、純麗という子は、あたしの子供。 もちろん、琉樹との間にできた子。 5歳で、あたしよりしっかりしている子だ。