「この頃、俺どうかしてるかも」



「ずっとだよ」



「は? どういうことだ?」



「そのまんまの意味に決まってるじゃん」



時々、こういう前になかったような言い合いもするようになって。



少しは、前に進めたと思う。



「あーもう、めんどくせぇな!」



そういうと、琉樹はあたしの体を引き寄せてキスをした。