俺が部屋に入るとゆうは口を手でおさえながら俺のことを涙ぐんだ目で見つめた。

「ゆう!」

ゆうは、俺の声にすこしおびえているようだった。

俺はすぐに近くにあった洗面器をもってゆうの近くへ行った。

「ごめんな、怖かったか?もう大丈夫だよ、全部出していいよ?」

俺なりに優しく言った。

するとゆうは
「…ごめんね、ごめ…ぅっ…んっ…ぅっね」
と泣いて言った。

「ゆうは悪くない!だから、安心しろ?」

そうすると安心したのか食べたお粥を出し始めた。

「…ハア