「奏平の言ってることわかるよ。でもわたし…」 「波瑠!!」 わたしのセリフにかぶってんだよ!どこのどいつだ! 声の方向に振り返る。 「茉那」 茉那がいた。神崎くんもいた。 「波瑠、あのさ!」 茉那が息切れをしながら話し出した。 「波瑠に聞いてほしいこといっぱいある。」 「聞いてくれる?」と付け足した。 わたしは葵と奏平のほうを見た。 2人は、聞いてあげな、と言うようにうなずいた。 「うん、聞く」 茉那のほうに向き直した。