俺がリビングに行くと


パンパンパン!


と乾いた音と火薬の臭いがした


えっ!?


撃たれた?


ってそんなわけあるか!


「誕生日おめでとう!!」


「えっ?」


「あら?今日はあなたの誕生日なんですよ?
忘れてました?」


誕生日?


「えっ?」


「お父様、やっぱり忘れてらしたのね」


突然のことで俺はその場で固まってしまった


「さっ!
早く着替えてきてください」


そのあとに“一緒に祝える最後の誕生日ですよ”って続きそうな表情をしていた


俺は、浮気してるけど隣から友美が居なくなったらダメになる