それから数日、私のところに春樹から電話が来た。





「もしもし?春樹?どうしたの・・・?」





「秋穂ちゃん!」





「ど、どうしたの!?」





いつものんびりしている春樹が





かなり慌てているのが分かり





私も、慌てて聞き返した。





「夏樹が!」





「な、夏樹がどうしたの!?」





嫌な予感がした





「いいから、今から言う病院に来て!」





病院というフレーズに私はもっと不安な気持ちになった。