「なんだよその態度!お前が言い出したんだろ!?」





「あ~、そうだったな・・・じゃあ、俺たちも教室に戻るか」





「あ!そうだな」





私は、教室へ戻って、少し悩んだ





なぜなら、折りたたみ傘を持っているなんてウソだからだ。





「走って帰れば大丈夫だよね?」





私は、小さな独り言をこぼした。